《猎罪图鉴》は、天才似顔絵捜査官が活躍する推理ドラマ。
あらすじ
7年前とある事件に巻き込まれたことがきっかけで、画家としてのキャリアを捨て似顔絵捜査官となった沈翊。そんな彼とバディを組むことになった刑事隊長の杜城も、同じ7年前の事件にこだわりつづけるひとりだった。お互いに共通の信念を持つ2人は、数々の難事件を追ううち、かけがえのない仲間へと成長していく。
魅力的なキャスト
《法医秦明》と同じくロマンス無しなバディもので、好きなドラマ。
「動」の杜城と「静」の沈翊っていう対照が良い。どっちも魅力的です。
ストーリーは、毎回事件が起こっては解決を繰り返すうちにバディの友情育っていく感じです。
トリックがそこまで奇抜とか、猟奇的なコワイ事件とかではないんですけど、総合力ではかなり良いのではないでしょうか。
私の好きな秦海璐お姉さまが署長役。
日本のドラマによくある、妙に色っぽかったり何でもできるスーパーウーマンだったりする女上司像はニガテです。
この作品の秦海璐は女性署長だけど妙なキャラづけもなく、ふつーに威厳あってかっこいい。
《斗破苍穹》の刘美彤も重要な役で出演してて嬉しい。
天才肌がお似合いの檀健次
沈翊は天才的な絵の才能と、容疑者にも寄りそえる繊細な心をあわせもつキャラクター。
タン・ジェンツーのもつ天然キャラな雰囲気とか、飄々としてちょっと浮世離れした感じ、沈翊役によく似合っていました。
特にセリフも大きな動作もなく、ひとりでサラサラと絵を描きつづけるシーンが毎回ありますが、なんでこんなに自然にできるのかなと思ったほど。独特の存在感がある人ですね。
沈翊のモデルは実在の似顔絵専門家
頭蓋骨の形からの想像だけで、とっくに死んだ人の生前の顔を描くシーンがあるんですが、似顔絵捜査官ってすごいんだな~って思いまして。
おんなじ事を考えた人が中国視聴者にもいたらしく、知恵袋サイトの「知乎」に”ドラマみたいなすごい似顔絵捜査官が現実にも存在するんですか?”って質問が上がっていました。
ドラマの邢键钧監督が自ら回答を書きこんでいるところによると、現実に沈翊のモデルになった人がいるらしい。
”中国神笔警探“と呼ばれる著名な似顔絵専門家の林宇輝(リー・ユーフイ)という方で、山東省公安庁刑事偵査局・物証鑑定センターの上級エンジニアだそう。
この方、頭蓋骨から生前の顔を復元する作業について「ドラマで沈翊が頭蓋骨上の36個のポイントから描いてるが、私の場合はポイントが6個あれば描ける」と言っているほど。なんと現実の方がドラマよりすごいとは!
子どものころ遊んだ「点つなぎ」を思い出しちゃったわ。
続編も金世佳見られますように
本作は今後、続編があるみたいなんですけど…ぜひ私のひそかな推し・金世佳のルックスをもうちょいイケメン寄りに寄せてもらえないかと、切に期待しています。
檀健次がブレイクしている影響もどうなのか、心配しつつ。
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作品情報
《猎罪图鉴》
監督 邢键钧
2022年 中国 全20集
豆瓣评分7.6
キャスト
杜城 金世佳
沈翊 檀健次(タン・ジェンツー)
何容月 张柏嘉(チャン・バイジャー)
蒋锋 朱嘉琦(チュー・ジャーチー)
↑ 《加油,你是最棒的》に出てる彼
张局长 秦海璐
瞿蓝心 刘美彤